帯状疱疹を市販の塗り薬や飲み薬で治す時はこれがおすすめです
帯状疱疹という皮膚病があります。
水疱瘡に罹った後、その原因となるヘルペスウイルスが体内に留まり、年数を経た後に活動を再開するものです。
たとえば疲労とかストレス、加齢などによって体が弱った時に、ウイルスが活動しはじめ、水ぶくれを作ってしまいます。
帯状に現れるこの水ぶくれのことを、帯状疱疹といいます。
帯状疱疹の症状は主に痛みが強く、その後赤い発疹ができます。
発疹は左右どちらかにできることが多いのですが、左右両方にできることもあります。
発疹は3週間ほど経つとかさぶたとなります。
発疹が消えてしまうと、痛みもやわらいで行きます。
もし帯状疱疹の症状が現れた時は、皮膚科を受診して薬を処方してもらうのがおすすめです。
また市販の塗り薬でも、帯状疱疹を治せることもあります。
この場合は内服薬、いわゆる飲み薬と、塗り薬とがあります。
塗り薬の場合は、抗ヘルペスウイルス薬が特におすすめです。
市販薬は薬剤師のいる薬局で取り扱っていますので、よく相談して購入しましょう。
市販の飲み薬と塗り薬の両方ではどちらがおすすめかといえば、やはり塗り薬がおすすめです。
とはいっても抗ウイルス薬は、ウイルスをやっつけるわけではありません。ですから、数日ほど様子を見ることになります。
また市販の飲み薬を服用する場合におすすめなのが、市販の消炎鎮痛剤です。
市販薬での帯状疱疹の原因となるウイルスに対抗できる薬は販売されておりません。痛みや腫れに効果を期待できるのが消炎鎮痛剤です。
用法と用量を守ってから飲むようにしましょう。
市販薬一覧
・ロキソニン
・イブプロフェン
・タイレノール
など
使用できない・注意したい市販薬
・バファリン
・リンデロン
・ムヒ
など
市販薬でも効果がない時は、やはり皮膚科を受診することをおすすめします。
その場合はまず、どのような市販の塗り薬を使用したか、あるいは痛み止めを飲んだかをきちんと話すようにします。
皮膚科でも薬を処方してもらえますが、帯状疱疹の痛みがひどいとか、免疫力がかなり弱っている場合は、点滴を薬を注入することもあります。
市販の塗り薬や痛み止めで帯状疱疹を治す場合、おすすめの飲み方は、できるだけ早い時期、発疹が出てから3日以内に薬の塗布や服用を始めることです。
早めに薬を使うことで、症状を軽くすることができますし、後遺症の予防にもなるからです。