従前の帯状疱疹痛み止めの効かない原因を改善した新薬

従前の帯状疱疹痛み止めの効かない原因を改善した新薬

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どんな病気でも、早期治療が効果的であることに、変わりはありません。
帯状疱疹も早期治療を心がければ、比較的困ったことにならずに、治すことが可能です。
初期にどんな症状が出るかをあらかじめ知っておいて、それらしきものが確認されれば、すぐにでも受診するようにして下さい。

 

 

【原因不明で痛み止め薬なども効かない】

 

帯状疱疹の後遺症帯状疱疹後神経痛は、難治性疼痛とも言われます。
これには、帯状疱疹後神経痛以外にも、中枢性疼痛や幻肢痛なども含まれます。
難治性疼痛にはさらに、手術や痛み止め薬のような、従来の治療法が痛みに効かない原因不明のものと、原因が判明しており、手術や痛み止め薬が効力を発揮するものがありますが、いずれにせよなってしまうと非常にやっかいです。
帯状疱疹後神経痛までに移行しないよう、帯状疱疹の段階で、しっかりとした対処をしておくべきです。

 

 

【神経が冒されたことが原因】

 

帯状疱疹の痛みは、脳へ痛みの感覚を伝達させる神経が、ウイルスにより食い荒らされている状況にあることが原因です。
帯状疱疹経験者が痛みを、皮膚に症状があらわれる前に感じたと語るのは、この原因が関係しています。

 

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【ウイルス減少には効かない】

 

帯状疱疹の治療には、抗ウイルス薬がメインで用いられます。
ウイルスが増えることを抑制するための薬であって、減少させる目的で使っても効かないと考えて下さい。

 

 

【効かないわけではないが】

 

医師は痛み止め薬を、副作用や患者の症状を考えながら使います。
これまでの痛み止め薬でも、効かないとか、効きにくいとかいうことはなかったのですが、腎臓機能が弱い人に対しては、量を減らす必要がありました。

 

 

【腎臓への負担】

 

これまでの痛み止めが、ウイルスに効力を発揮後、腎臓から尿になって、体外に出されていたためです。
合わせて使う薬も、腎臓に重荷をかけないものを選ぶ必要があり、効くとか効かないとかを考える以前に、選ぶべきものに制限が加わっていました。
2017年秋に発売予定の薬は、腎臓への負担原因が少ないものです。

 

 

新しい痛み止めは、その大半が肝臓から大腸を通って、不要物として体外へ出されます。
腎臓への負担は小さく、腎臓機能が良好に働かない人に使っても、問題が生じにくい痛み止めに、注目が集まっています。

 

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