帯状疱疹に効果が高い薬として知られるバルトレックスの副作用

“帯状疱疹”は、読み方ですら難しいですよね。
“たいじょうほうしん”と読みます。
病名は帯状に発疹が見られる症状が、由来です。
男性よりも女性の方がかかる率が高いとされ、その率およそ1/3と言われています。

【バルトレックスが代表的お薬】

帯状疱疹ウイルスに効果があり、従前から臨床で帯状疱疹の患者さんに使用されている代表的な薬に、バルトレックスがあります。

【効果はあっても、気になる副作用は？】

ただいくらバルトレックスの効果が高く、多く用いられているとは言っても、バルトレックスの副作用についても、気になるところだと思います。
帯状疱疹の代表的お薬バルトレックスは、効果のみならず、副作用が少ないとして知られています。

【具体的数字】

頭痛や胃腸に不快感を覚えるなどの副作用がその大半で、大人の帯状疱疹の患者さんの場合で副作用が起こる率は、頭痛がおよそ0.1パーセント、胃腸に不快感を覚えることでも、およそ0,2パーセントしかありません。

【効果どころか…？】

適切なバルトレックス使用を心がけていれば、軽い副作用ですら発生率が小さいお薬バルトレックスのこと。
高い効果は期待できても、重い副作用が起こるまでに至るケースは、まずありません。
しかし肝臓に重い症状が見られたり、アナフィラキシーショック・急性腎不全などの症状が見受けられたりした際には、重い副作用の前触れである可能性も考えられます。
医師に相談の上、慎重に推移を見守るようにして下さい。

【前段階症状】

なお肝臓の重い症状前段階で確認できることには、肌や特に眼球白目部分が黄色っぽくなったり、吐き気を催すことや茶褐色の尿が出ることなどがあります。
またアナフィラキシーショックでは、手足がしびれたり、血圧の低下などが起こり、急性腎不全では、吐き気を催す・血尿が出るなどの症状が、見られるようになります。

バルトレックスは帯状疱疹への効果の大きさから、帯状疱疹の人に多く使われるお薬で、副作用発生率も極めて小さいため、基本的に安心して使っていただけます。
ただ発生率がいくら小さいとは言えど、ゼロではありませんので、服用期間中は発生可能性について、常に考えるようにして下さい。