太ももなどに帯状疱疹初期症状が見受けられたら万全な対処法が必要
以前にも人気お笑い芸人がかかったことを公表した帯状疱疹は、50〜70歳代の人に多く発生する病気です。
人気お笑い芸人も、40歳代半ばでした。
水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で、誰もがかかりうる病気です。
【帯状疱疹症状の初期中の初期】
帯状疱疹の初期症状でも最も初期の段階では、ピリピリとした痛みが感じられます。
その痛みは、筋肉痛や神経痛のような痛みにも例えられます。
【帯状疱疹初期症状のメカニズム】
原因となっている水痘・帯状疱疹ウイルスは、通常は人体の中心部付近の神経に潜伏しているのですが、抵抗力が弱まったときなどに神経にくっつくと、末しょう神経に炎症を起こします。
するとそれと関連する部分の皮膚上に、米粒大の水ぶくれ症状を出すのです。
【水ぶくれ症状が発生するのは胸や太もも】
こういったことから帯状疱疹の水ぶくれ症状は、人体のどの部分にも発生する可能性があります。
ただそれでもこの症状が発生する率には、部位ごとに差があり、胸から背中にかけてが最も多く、太ももや顔がそれに続きます。
胸や太ももの両側ではなく、片側だけにできることが多いです。
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【専門家でなくてもできる対処法】
胸や太ももなどに、帯状疱疹の初期症状らしきものを確認したときには、私たちでもできる対処法があります。
前述したとおり、水痘・帯状疱疹ウイルスは、抵抗力が低下したときに活動を活発化させますので、抵抗力の回復に努めましょう。
【その対処法とは】
食物から摂取する栄養を十分にすること、しっかりとした睡眠を確保すること、ストレスがたまらないようにすること、疲れを翌日まで持ち込まないようにすることなどを心がけるようにしましょう。
【胸や太ももとは関係ない?】
発生している胸や太ももなどには、直接関係ないようには思えても、これらも立派な対処法。
簡単すぎるように思える対処法ですが、効果は期待できます。
そして可能な限り初期の段階で、医学的な対処法を備えている医師のところへ行き、受診する。
私たちが取り得るベストの対処法は、こういったものです。
水ぶくれが治ったとしても、後遺症である神経痛になってしまう可能性があることが、この病気の面倒な点です。
そうならないためにも、胸や太ももだから見えないからいいやと放置などせず、ペインクリニックなど専門家のところで診てもらうことが、万全な対処法なのです。
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