腰痛などと原因を間違えやすい帯状疱疹になった際の対処方法

腰痛などと原因を間違えやすい帯状疱疹になった際の対処方法

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発疹よりも先に、痛みの症状が出ることの多い帯状疱疹を、腰痛と思い込む人も少なくないようです。
腰痛と勘違いした人は、整形外科へ行き、再び時間を取って皮膚科へ行ったとしても、その分対処が遅れることになり、最良の対処方法とされる早期治療が、遅れがちになってしまいます。

 

 

【原因特定が難しく対処方法を間違えることが】

 

腰痛以外にも心筋梗塞や狭心症と勘違いし、循環器科へ行く人、腰痛ではなく頭痛だと思い込み、脳外科へ行く人もいますし、五十肩かと思い、腰痛と同じ整形外科へ行く人もいるほどです。
最初に痛みが発生するケースが多い帯状疱疹は、ほかの病気と間違えるケースが多く、そうこうしているうちに、次の症状である発疹が出る段階に、進んでしまうのです。

 

 

【原因や病気の特定は専門家でないと】

 

帯状疱疹?腰痛?あるいはそれ以外の痛み?こういった判断は、ぴりぴり、あるいは、ズキズキなどと、ことばだけで正確に伝えることは、難しい面があります。
何の痛みか判断がつかず、早期の対処方法を取ったつもりが、それがかなわないよりも、もっといい方法がありますので、原因が不明、あるいは、原因特定が明確にはできない痛みを感じたときには、真っ先にその対処方法を選択することを、想定しておいた方がいいと思います。

 

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【原因が分からなくても最適な対処】

 

その対処方法とは、ペインクリニックへ行くことです。
ペインクリニックは痛みについての専門家で、帯状疱疹か腰痛か、原因が一般人にはよく分からなくても、最適な対処をしてもらえます。

 

 

【痛みの原因を勘違いし】

 

大抵の科で、帯状疱疹にある程度は対応できる薬が用意されているはずで、痛みの症状が軽度なら原因の勘違いから、どちらの診療科へ行かれても、それほど問題になることはないかも知れません。

 

 

しかししびれるほどに、強度の痛みを感じているのであれば、神経ブロック注射を急ぐ必要があります。
帯状疱疹後神経痛というやっかいな後遺症が、残る可能性があるからです。
その可能性がより高い糖尿病患者やお年寄りなら、帯状疱疹の症状出始めから2週間以内に、ブロック注射を打つのが、適切な対処方法とされています。

 

 

ブロック注射による治療をしてもらえなかったため、帯状疱疹後神経痛とのおつきあいを余儀なくされている人の数は、少なくありません。
そういった人の多くは、鎮痛剤の服用をしていると思いますが、ほとんど効果が見られないのではないでしょうか。
その人にでも、ブロック注射の効果はあります。

 

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