帯状疱疹のかゆみはいつまで続く?/2週間が目安/対処法は?
帯状疱疹とはウイルス性の感染症の一種で、水疱瘡と同じウイルスが原因となって発症します。
水疱瘡は多くの人が子供の頃に経験する感染症なのですが、この時のウイルスはずっと体内に潜伏し続けて消える事はありません。
この体内に残ったウイルスは本人が健康なら問題ないのですが、何等かの理由で免疫力が低下したりすると表面に出てきて悪さをします。
これが帯状疱疹と呼ばれる疾患の事で、一般的に高齢者が発症すると症状が激しくなりやすいと言われています。
帯状疱疹を発症した時の初期症状として、まず最初に身体の一部に神経痛のような痛みを感じるようになります。
身体の片方であるときもあれば両側に出ることもあります。
この体の一部に感じる痛みが初期症状なのですが、この初期症状が進行すると虫刺されのような発疹が発生してきます。
発疹は時間が経つにつれて化膿していきます。
やがては自然に潰れて膿が出切ると完治へと向かっていきます。
発症した時に感じる痛みの強さは人それぞれで、夜眠れないくらい激しい人もいれば気にならない人もいます。
またこの時の痛みが激しかった人は帯状疱疹が治ってからも痛みだけが残る場合があり、それは半年から数年程度続く事も多いです。
スポンサーリンクちなみに前述した以外にも帯状疱疹になった場合には、かゆみの症状が現れるという人も多くいます。
痛みという症状も辛いですがかゆみという症状も辛い場合が多く、このかゆみはいつまで続くのか非常に気になる人も少なくないありません。
この帯状疱疹によるかゆみがいつまで続くかについては個人差があり、一概にいつまでと言い切るのは難しいです。
このかゆみは発症直後や治りかけの時に現れる事が多く、この治りかけの場合にかゆみがいつまでも続いてしまう事があります。
一般的に痒みがいつまで続くかについては、2週間程度を目安に落ち着いてくる事が多いと言われています。
このかゆみがいつまで続くかは人それぞれとはいえ、2週間以上経過してもいつまでも続く場合には病院で相談するのが望ましいです。
帯状疱疹の治療方法については抗ウイルス薬の内服が基本となりますが、状態が重くなっている場合には点滴で投与をします。
また痛みやかゆみが激しい場合にはステロイド薬を用いて、その症状を緩和する処置が取られる場合もあります。