帯状疱疹　かゆみ止め　対処

帯状疱疹とはウイルス性の感染症の一種で、水疱瘡と同じウイルスが原因となって発症する感染症になります。
水疱瘡は多くの人が子供の頃に経験する感染症なのですが、水疱瘡が治ってもウイルスは体内に残るという特徴があります。

この体内に残った水疱瘡ウイルスは本人が元気であれば免疫力によって問題ないはありません。しかしなんらかの理由で免疫力が低下すると悪さをする事があるのです。
この再活性して悪さをするのが帯状疱疹という疾患で、一般的に高齢者が発症すると症状が激しくなりやすいと言われています。

帯状疱疹を発症した場合に現れる症状としては、まず体の一部に神経痛によく似た痛みを感じるようになります。
症状は片側であったり、両側に出る場合もあります。
この状態から更に進行すると虫刺されのような発疹が出来て、時間の経過に伴って発疹が化膿していきます。

化膿した発疹は数日経つと自然と潰れて、中の膿が綺麗に出切ってしまうとかさぶたになって治っていきます。
ちなみにこの疾患で感じる患部の痛みの強さは人それぞれで、夜眠れないくらい痛い人もいればさほど気にならない人もいます。

帯状疱疹の治療方法については薬物療法を行うのが基本で、抗ウイルス薬を処方されて内服するようになります。
また状態がある程度まで進んでいるという場合等は、入院した上で抗ウイルス薬等を点滴投与したりする場合もあります。

ちなみに帯状疱疹を発症した場合にかゆみを感じる事もあるのですが、この場合にはかゆみ止めの対処をするのが望ましいと言えます。

帯状疱疹のかゆみ止めの正しい対処方法については、かゆみ止め作用のある外用薬を用いるのが一般的な対処方法となっています。
かゆみ止めの外用薬というと市販薬も多くありますが、出来れば病院で処方されたかゆみ止めの外用薬を使うのが対処方法として望ましいと言えます。

そのため帯状疱疹のかゆみ止めの対処方法としては、市販薬ではなく処方薬を用いるのが正しい対処方法となります。

ウイルスが悪影響を及ぼしていますので抗ウイルス剤を使用するしかありません。しかし市販薬には水疱瘡ウイルスに効果のある薬は販売されていません。

また帯状疱疹のかゆみ止めの対処方法の一つとして、外用薬ではなく保湿クリームを使うという方法もあります。
保湿クリームなら体への負担も少なくて済むのですが、この方法は全ての人に効果を発揮するとは限らないのが特徴です。

そのため試してみて効果が感じられた場合にのみ続けるようにして、それ以外は病院を受診するのが望ましいと言えます。