帯状疱疹の初期症状発疹なし段階で行動するのが最良の対処方法

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帯状疱疹の症状にはさまざまなものがあり、そのすべてを正しく覚えておいて、適切に対処するのは難しいところがあります。
しかしそうやって、発症していることを感じたら、すぐに、かつ、的確に対処するしか、私たちにできる後悔しない方法はないのです。

帯状疱疹の症状は、見た目の特徴である赤い発疹が、非常に印象的です。
この発疹の写真の印象があまりに強烈なため、帯状疱疹について1度は聞いたことがある人でも、これを目の当たりにするまで、自分が帯状疱疹にかかったことに、気づかない人も多いです。

症状は発疹出現前にも、出ているのです。
発疹なし段階、すなわち発疹症状があらわれる数日～1週間以前に、皮膚のヒリつくような痛み・かゆみ・違和感など、発疹なしの症状が出ることが多いです。

発疹なしでも、この時点で帯状疱疹にかかったことを疑うことができれば、医師は容易に発症を確認でき、早期治療スタートが可能となり、後の対処方法も楽なものとなります。

発疹なし、あるいはあっても、症状が軽いときに医師にかかることができれば、比較的苦労を伴うことなく、別れを告げることが可能な帯状疱疹です。
しかしまだまだ、告知が十分に行われていないこともあり、遅めの受診になる人も少なくありません。

医師は点滴か内服での、抗ウィルス薬投与という方法で対処します。
60歳前後の人であれば、後遺症になる率も小さいですが、これ以上の年齢の方になってくると、発疹なしとなっても、帯状疱疹後神経痛になる率は高くなってきます。

やっと発疹なしの状態に戻れて、ほっとしたのもつかの間、チクチクとした針で刺されたかのような痛みの症状が、長期にわたり続くのです。
病気は発症が確認されれば、そのとき初めて医師に対処してもらえばよく、それが最もいい方法だという考え方は、必ずしも正しくありません。

帯状疱疹は発疹なしで、痛みだけを帯状の部分に感じる場合もあることを、覚えておくと役立つことがあるかも知れません。
医師はその際、血液中抗体検査などで、診断してくれます。
正しい知識を身につけておいて、疑いを感じたときにはすぐ、皮膚科クリニックなどへ行って、対処してもらうのが最良の方法でしょう。