帯状疱疹が空気感染でうつる可能性

帯状疱疹が空気感染でうつる可能性

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症状の見た目の印象が、強烈な帯状疱疹です。
人のそれを見せられたときなど、空気感染は?うつるのでは?などと思った人も、少なくないはずです。
原因が水ぼうそうウイルスである帯状疱疹です。
そのことから考えれば、おのずと答えも分かるのではないでしょうか。

 

 

【感染力はすさまじい】

 

まず水ぼうそうウイルスですが、その感染力にはすさまじいものがあり、もし家族に免疫を有していない人がいたならば、90パーセントを超える率で、その家族は空気感染でうつるとされています。
また道ですれ違った際には、約10パーセントの確率で空気感染によりうつるのです。

 

 

【いったん免疫を持つと】

 

しかし子どもの頃、いったん水ぼうそうにかかって治った後は、次にかかることはないと言われたことを、覚えてらっしゃると思います。
この数字はあくまで、免疫を持たない人に対して、空気感染によりうつる確率であって、日本人のほぼ100パーセントに近い率で免疫を持っていますので、この数字どおりに、水ぼうそうの空気感染は、起こり得ません。

 

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【帯状疱疹が水ぼうそうとしてうつる】

 

また水ぼうそうウイルスの免疫を有した人が帯状疱疹を発症し、それが水ぼうそうウイルスの免疫を有している人にうつることもありません。
しかし帯状疱疹を発症した人の水ぼうそうウイルスが、空気感染などにより、水ぼうそうウイルスの免疫をまだ有していない子どもなどに、うつる可能性はあります。
そういった子どもたちは水ぼうそうとして発症しますので、大人の方は気をつける必要があります。

 

 

【小さい子や妊婦にも】

 

帯状疱疹を発症したようだと感じたのであれば、小さい子や妊婦にも近づかないようにして下さい。
日本人の大人の女性にも、免疫を持たない人は2〜5パーセント程度はいますし、妊婦の水ぼうそう発症は、重症化しやすいことも分かっています。

 

 

帯状疱疹は空気感染でのみうつるわけではないことも、これを機会に覚えておいて下さい。
接触感染も、あり得ます。
免疫をまだ持っていない可能性の高い小さな子などには、同じ部屋にいないようにしているから大丈夫などと、安心してはいけません。
帯状疱疹の患者のタオルから、接触感染の可能性があります。

 

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